『2011年の建築業界はどうなるのでしょうか』
住宅業界の大きな方向は決まっています。
1.新築重視からストック重視への流れ
2.住宅エコポイントなどの補助金効果狙い
3.国産材利用推進
4.省エネ化・エコ化
5.高齢者対策
私の独断で言えば、今年の方向はこうです。
その中でも、特になおいっそうの省エネ化・エコ化が進みそうです。
これからは省エネが商売になる時代になりそうです。
今まで良く耳にした高気密高断熱住宅は、浜松地区では売れる商品ではありませんでした。
何故かと言えば、もちろん温暖なこの地では必要を感じないからです。
しかし省エネは違います。金額邸にメリットが感じることが出来るからです。
ランニングコストが安いという実感です。
最近読んだ雑誌では、日本の電気代もガソリン代もEUに比べ大変安いそうです。電気代は1/3、ガソリン代は1/2だそうです。この先2~3年先には必ず、これらエネルギー価格は上がると書かれていました。日本だけがエネルギー価格が安いことで、低燃費化、省エネ化が進まず、各国との競争に遅れを取る可能性があるようです。
電気代が高くなると、省エネ住宅の質が進めば進むほどお得感で出ますよね。
エコはお金にならないことがまだまだ多いのですが、その方面に補助金と規制が入るはずです。
国産材利用は国が必ず力を入れてきます。
先日も、突然東京のある会社から電話があり、 「COC認証は取っていますか?」と言うのです。 「取っているのならお仕事をお願いしたい」と言うのです。まとめて80棟の家です。(びっくりしました)
今後FSC認証制度など普及させ、国産材を多く使うようにさせるはずです。
難しい話はともかく、今年は、昨年よりなんだかもっともっと大変な年になりそうですね。
勉強することが山のようにあります。
皆さんと、今年も協力してがんばっていきましょう。
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