『マザーウォーター』
今日も言ってきました、夫婦で午後から。
今日の映画は表題の映画。
言わずと知れた、 『かもめ食堂』 、 『プール』 、 『めがね』 の一連の雰囲気の映画だろうと期待して行ってきました。
評価は「ん~ん」どう言いましょうか?・・・・
監督:松本佳奈
出演:小林聡美、小泉今日子、もたいまさこ、市川実日子、加瀬亮、光石研、
『かもめ食堂』は初めて見たときびっくりしました。こういう映画があるんだと思いました。
この映画を知って、次の作品と期待してみた『めがね』もまずまずでした。
まったりと展開し、会話の間を十分にとって話す独特の雰囲気、あくせくしてどうするのって言われているみたいに感じる雰囲気。
癒しの粋を行った映画でした。
今回もそれを狙っての作品に違いありません。が
監督さんが荻上直子さんから、松本佳奈さんに変わって少し作品が落ちましたね。
何も起こらない、何てことない毎日、何ともごく普通の毎日を映画にした作品です。
が実は劇場に足を運ぶ人は、この何ともない毎日がまったり過ぎていく癒しが良い感じとだけ思っているのでしょうか。それだけではいけないのではない気がします?
もう少し、人間模様があり、その果てにやっとこの境地にたどり着いて、今が何も起こらない癒しの毎日になって初めて共感を得る気がします。
過去があるから、「頑張りすぎないで」と言われるのです。
最初から「頑張りすぎないで」というのでは、ただの抜け殻が育ってしまいます。(最近の世相がそのようで気になっています。)
その過去をちょっとだけ垣間見せると、締まったと思います。
ビデオで1800円はもったいないかな。ビデオで鑑賞しましょう。
それと、寝不足ではきっと途中で寝込んでしまいますのでご注意。
予告:近々に昨年映画のベスト5を発表しようと思います、ご期待を。
追伸:私の姉と妹へ、今回の評価はどうだってでしょうか?またでしょうか。それとも?
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