『良質な木造住宅をつくる・理念と架構』
本日午後より、楽器博物館にて、静岡県建築士事務所協会主催の講習に参加してきました。
講師は東京芸術大学卒業し、現在(株)松井郁夫建築設計事務所を開いている松井郁夫先生です。
東京芸術大学講師を経て、現在金沢美術工業大学講師もされています。
木造の伝統工法住宅に大変造詣が深く、大変な数の伝統工法住宅に携わっている方でした。
講義の内容は
昔ながらの地方の伝統工法の住宅や、町屋の住宅などの構造を詳しく解説されました。
それらの建物には、当時の大工さんたちの知恵が、その工法に生きているわけです。その内容の説明は大変興味深く聞きました。
仕口や継ぎ手などがどのように使われ、小屋組、床組、柱などの配置などの話、具体的構造の話から、木組住宅の設計の理念の話、具体的ポイントなどが勉強になりました。
私たち設計者は、結局のところ 「民家に学ぶ」 ところが現在に至っても大変多いと言うことなのです。
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