『共感・感動をどう与えるか』
住宅の設計をしていていつも考えることです。
ある実話の話です。
Aさん「この建物は設計事務所さんに設計をお願いしました。」
私「見るからにデザインに飛んだすばらしい家ですね。」
Aさん「所々で、細かいことをお願いしたのですが、なかなか応じてくれませんでした。」
良く聞く話です。
自分の家くらい、自分の気に入った家にしたいですよね。
設計は私の仕事ですが、家造りの設計はお客様がご自分で考えることから始まると思っています。
まるで自分が全て計画し設計までこなしたかのように思い込むほど、家造りに入り込み、できあがった建物に、
「こんな家に住みたかった」
「こんな暮らしがしたかった」
という共感・感動を与えるかが私の仕事です。
私は少し皆さんにアドバイスし、ポイントポイントで知恵を与え、一緒に家造りを行う事で、できあがった家の思いが 共感・感動に変わると思っています。
謙虚設計者として携わり、
一緒に感動することが私の思い出もあるのですね。
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