『ザ・ファイター』
実話を元にしたボクサー兄弟のサクセス・ストーリーです。
第83回アカデミー賞 作品賞、監督賞、助演男優賞にクリスチャン・ベイル、助演女優賞にメリッサ・レオ、エイミーアダムスの二人が、脚本賞、編集賞 がノミネート。
そして最優秀助演男優賞をクリスチャン・ベイルが、最優秀助演女優賞をメリッサ・レオが受賞
第68回ゴールデングローブ賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞マーク・ウォールバーグ、助演男優賞にクリスチャン・ベイル、助演女優賞メリッサ・レオ、エイミーアダムスの二人がノミネート
そしてこちらも最優秀助演男優賞をクリスチャン・ベイルが、最優秀助演女優賞をメリッサ・レオが受賞
というワンランク上の映画となっています。
監督はデヴィット・O・ラッセル
主演のマーク・ウォールバーグは制作・主演を行っています。
役作りにこだわることで有名なクリスチャン・ベイルですが、今回は減量に加え、髪の毛の色を抜き(後頭部を少しハゲにしていました)、歯並びを変えての演技です。
『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルのイメージとは全く異なる演技を熱演しています。
主演のマーク・ウォールバーグ演じる努力のボクサー、ミッキー・ウォードの兄で過去に天才ボクサーと言われ今では落ちぶれたディッキー役を演じているクリスチャン・ベイルに終始圧倒されっぱなしでした。
とにかく圧倒されます。
そこに母役のメリッサ・レオの演技です。家族の独裁者である母役をこれまた熱演、すごい。
第83回アカデミー賞授賞式の様子5時間をビデオに撮り、最初から全てを見ましたが、現実の素顔のご本人達をみてびっくりです。
この人があの人?
この二人の演技には脱帽でした。
この演技を見るだけでもこの作品は必見です。
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