『家庭用の蓄電池の発売』
今日の日本経済新聞の一面にビックニュースが目に飛び込んで来ました。
(私にとって大変興味があったことだったので!)
「東芝、パナソニックグループが家庭用に蓄電池を前倒しして発売する」という記事です。
特に東芝は前倒し押してこの6月にも発売開始します。
福島第一原発事故を受け、この夏の電力不足を見据えて、停電時のバックアップに使える大型蓄電池の需要が急増しているからだそうです。
いよいよ家庭用蓄電池が自宅に備えることが出来る時代になってきたのです。
価格的に何とか対応できるようになったと言うことです。
電気料金の安い深夜電力を蓄電して、昼間の停電時に使うことが出来ます。
東芝は蓄電能力が1キロワット、3キロワット、5キロワットの3種類の発売、1キロワットあたり40万円から50万円で、5キロワットタイプだと15畳用エアコンを6時間運転できるそうです。
パナソニックグループは多数の円筒型リチウムイオン電池を組み合わせた蓄電システムの開発を行っているそうです。蓄電能力は6キロワット。
エリーパワー(大和ハウス工業、シャープなどの出資会社)は震災後停止していた川崎工場の電池の製造ラインの稼働を再開し、この秋にも家庭用向けの販売を始めるそうです。
コンビニ大手チェーンから1000台単位で供給要請が来ているそうです。
蓄電能力は2キロワットでは持ち運びも可能だそうです。
また、ヤマダ電機では15日から家庭用の大型蓄電池にお販売を開始します。
ベンチャー企業が開発した80万円と180万円の2タイプをまず扱い、他社の家庭用蓄電池も扱っていくそうです。
その機種は、エジソンパワーが製造するリチウムイオン電池の蓄電池で、1キロワット、2.5キロワットの2機種。
1キロワットタイプは3時間でフル充電でき、要領500リットルの冷蔵庫を5時間稼働できる能力があるそうです。
私は予てから家庭用に安価な蓄電池がなぜ無いのか、開発しないのか不思議に思っていました。
やっぱり出てきましたね。
特に、太陽光発電システムをお客様にご提案するとき、その利用法を説明すると「自宅で使える電源がほとんど無いことは、被災したときに意味無いじゃん」と度々言われていました。
家庭用蓄電池を太陽光発電に繋き利用してこそ、非常時用に太陽光発電設置しておく意味があると考える人々に大変ビックなニュースと思いました。
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