『阪急電車片道15分の奇跡』
有川裕の小説の映画化作品
http://meta.yahoo-streaming.jp/cgi-bin/yahoo/movies.asx?cid=20110324014cs0000movie1m
始発から終点までたった15分のローカル線の車内での出会いを物語にした、心温まるヒューマンドラマです。
各方面での鑑賞者評価の大変高い映画です。
カトーさん的にも、この映画昨年1年間に見た50数本の映画の中に入れてもベスト5に入る感動の映画と評価します。
宮本信子演じるおばあちゃんと芦田愛菜の孫娘との二人ずれが、阪急電車で登場人物と出会っていきます。
そこで軽いタッチで物語は進んでいきます。
萩原時江演じる宮本信子さんはぴったり。凜としたおばあちゃんをすばらしく演じています。
谷村美月と勝地涼の関西学院大学のカップル、なんとほのぼのした二人を表現し、好感もてます。
こんな二人の恋人同士ってすばらしいですね。
後輩に彼氏を寝取られ、嫌がらせにその結婚式に出席、その帰り道阪急電車内で、宮本信子演じる萩原時江おばあちゃんに優しく声を掛けられ苦しみの胸の内の全てをあかし、立ち直る中谷美紀演じる高瀬翔子。
この人は宮本信子さんと同じく、どんな映画でも凄い感心する演技をしますね。
癒やされた高瀬翔子が今度は、イジメで悩む小学生に優しく声を掛け勇気を与える。
暴れる彼氏に苦悩する戸田恵梨香演じる森岡ミサ、ホームで暴力ふるわれ、それを見ていた宮本信子演じる萩原時江おばあちゃんに「あんな男やめさない」と声かけられ、立ち直る。
そして、そのおかげで立ち直った森岡ミサは、PTAのお付き合いに悩み電車
で腹痛を起こす南果歩演じる伊藤康江を介護する。
そこで、すぱっと的確なアドバイスを送り、伊藤康江も自分を取り戻す。
玉山鉄二は今時珍しい正直な、モラルあるおっとりとした青年遠山竜太を抜けた雰囲気まで上手に演じています。
ホッとする好青年とっても暖かく感じます。
今回もまた、特に期待せずに出掛け大きな収穫を得た、すばらしい映画でした。
私達夫婦にとって一番すきなジャンルの(ほのぼの映画)、高得点映画です。
間違いなく今年の上位映画になる作品です。
コメントする