『スマートハウスへの関心が高まる』
東日本大震災から半年が経ち、景気も元に戻りだしています。
住宅業界も停滞時期から少しずつ動き出しています。
そのような中、住宅を検討している人々の意識が変わってきているようです。
最近急速に大手メーカーさんで商品化が進む「スマートハウス」の認知度が上がってきています。
(ただし各メーカーがスマートハウスと言って売り出している物の多くはまだ言葉ばかりで、エコ関係を取り込んだだけの住宅のことを言っているようです)
「スマートハウス」を聞いたことがある人の割合が60%あったとある調査で出ています。
静岡県建築士事務所協会西部支部でも10月13日に「ソーラー発電と、スマートハウス講習会」が開催されます。
建築士の方々の中でも、最近勉強しなければならない事柄として取り上げられているのです。
これからの時代は、また住宅は
「再生エネルギー利用」 であり 「自然エネルギー利用」 です。
要するに「省エネルギー住宅」の時代です。
福島第1原発事故を発端に起きた電力の供給量不足のこの夏、日本人がどう乗り切るかが、世界からも注目されていました。
ところが、難なく乗りきった日本人の、節約、我慢、集団のまとまりの良さ、が 海外で高い評価となっていると報道されました。
日本人には、自己の利益だけを追求するのではなく、エネルギーの使い方に一定のコストが上がっても協力しようという気運が出だしています。
スマートハウスにかかる費用が200万円以上でも採用したい人が6%
100万円から200万円以内なら採用したいとする人が13%
100万円以下なら採用したいと言う人が20.5%
というアンケート結果が出ています。
(スマートハウス採用ならばある程度はランニングコストでペイできると言われていますから、その評価を高く判断している人もいるようですが)
これからの時代の流れは明らかになってきています。
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