建築士カトーのヒトリゴト

今を生きる

『人生で何をするのか』

 

 

毎日が忙しく、自分を見失うことがあります。

 

家造りが好きで、家の設計していること好きで、お客様の希望する家をどう造るのか悩むのが好きで、日々を過ごしてしています。

 

娘が下の子が社会人になったときに言われた言葉が

おとうさんのように、自分のやっている仕事が趣味のように楽しめる仕事に就けるようになりたい

でした。

 

子供から見ても、仕事を楽しんでいるようにみえたのでしょう。

実際に家造りは楽しいものです。

 

しかし、仕事を楽しむだけで人生はいいのでしょうか?

 

「社会に奉仕する」とか、「貢献する」とか

会社に貢献する」とか、

 

「会社に奉仕する」はありませんね。

 

今をどう生きている? 」と自問したことはありませんか?

 

がむしゃらに生きた20代

24才で結婚し、26才で子供を造り、残業も出ない当時の給料体系で所得税すら払わないほどの安月給。

月々の貯金は全く出来ず、ボーナスを切り崩して月の出費に充てていた、どん底の貧乏時代。

服も買えない、今からすると信じられない貧しい時代。

しかし、仕事に向かっては何かが取り付いたように真剣だった。

ただ、悩む前に良く笑い、よく遊んだ、がむしゃらの年代

 

仕事に面白さを見いだした30代

管理職なった30代中頃から、責任と業績を片に背負いながら過ごしていた。

それでも楽しく、廻りが見えだした時代

家族も、仕事も充実していた年代。

 

病との戦いの40代

1年間の休業で、人生を大きく転換した40代初期

仕事と、家族と、そしてあることが当たり前ではないと知った命と、悩みが出だした年代

同時に、人間のあるべき姿、人としてどうあるかを悩み、生きている証をどう刻むか悩んだ年代

地に足をおろし、仕事にもテーマを決めて、深く勉強し出した時代。

 

そして今50代

人生の残りをどう使うか?

思い残す事のない人生とは?

やるべきことを今探るべきか?

へいたんに、無難に生きるべきか?攻撃的に生きるのか?

 

昨日、一昨日の映画は、自分に置き換えると、そのように教えてくれているように思うのです。

軽い人間でいてはいけない、今のあり方をしっかりつかまないと残りはあと数年です。

 

 

 

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