『マネーボール』
今日は家内と満を持してTOHOへ出かけました。
夫婦そろって何とか6000ポイントが貯まったので、1か月間フリーパスポートの申請をしたのです。
これから1か月間何本見てもタダです。
仕事の忙しさに体力も限界の状態ですが、生活のメリハリをつけてリフレッシュのため、と夫婦の時間もしっかり作るためにも映画は欠かさず出かけています。
1800円の作品を17本見た年もありました。忙しくてせっかくフリーパスポートを手に入れたのに数本しか見られなかった年もありました。
今回はどうでしょうか。
その本日は 『マネーボール』 と 『インモータルズ』 の2本を見てきました。
今日は『マネーボール』を紹介します。
今年度のハリウッドアカデミー賞候補作品は今が勢ぞろいします。
大賞作品は翌年の11月までには封切されることが条件となっています。
なぜか年内でなく11月までです。
今では日本も同じ条件です。
作品レースで印象を強く残すためには最終場面で封切することが有利とされています。
ですから、毎年10月11月はいい作品が目白押しとなるのです。
その時期に上映されたこの映画 『マネーボール』 もそのレース作品です。
アメリカではすでに上映前から賞レースの候補作品・人名が上がってきています。
主演男優賞候補は今年はカトーさんの好きな名前がゾロゾロ上がってきていてわくわくです。
ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、そしてブラット・ピットです。
作品賞候補は 『The Arthist』 と 『ザ・ディセンダンツ』 という2本が確実視されていて、そのあとを追う作品に 『マネーボール』 が上がっています。
それだけ上質な作品といえる出来になっています。
ブラット・ピットは最近年も重ね上質な作品、人格をにじませる役を好むようになっています。
(レオナルド・ディカプリオは若くしてそんな作品ばかり探していますね。そこが好きです。)
作品では、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーのビリー・ビーンが、貧乏球団がいかに金持ち球団と張り合えるか、その方法を模索していきます。
そして補強するために引き抜いてきたのが選手・監督ではなくて、エール大学経済学部出身のピーターという青年です。
スター選手をそろえるのではなく、データーに裏付けされた低額な選手を補強。
野球界の伝統を重んじる球団スタッフの反発を買いながらも、信念を貫き成功させるまでの大リーグでの葛藤を描いた作品です。
見る価値ある作品です。
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