『被災度区分判定及び復旧技術指針講習』
今日は一日講習を受けてきました。
長い名前の講習です。
『震災復旧のために震災建物被災度区分判定基準及び復旧技術指
針講習会(全構造編)』
朝から夕方万までの一日講習は久しぶりでした。
建築物の震災対策としては、地震発生直後に行われる
「応急危険度判定」と言うものがあります。
これは震災後直後に建物の使用に対して危険かどうか判定するもので
「危険」 =この建物に立ち入るには危険です
「要注意」 =この建物に立ち入るには十分注意が必要です
「調査済み」 =この建物の被災度は小さいと考えられます
と判定してきます。
それに対して「被災度区分判定」というのは震災後1ヶ月から2ヶ月後に
専門知識の方々が建物を細かくし、構造躯体に見られる損傷状況から
被災建築物に残存する耐震性能を推測し、今後継続的に使用するため
の復旧の要否とその程度を判定していくものです。
たとえば、 「軽微」 「小破」 「中破」 「大破」 「倒壊」などと区別した
りします。
この判定は工学的に丁寧に調査して判定します。
その判定士になる講習を今日受けたのです。
ものすごく難しい講習でした。
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