『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』
毎年12月なると飾りつけするクリスマスツリー
今年も飾りつけしました。
子供が大きくなってから毎年恒例、私が自身で一人で飾りつけしています。
いいものですね。
この雰囲気は
さて、今日の映画はこの作品
主人公三浦友和が定年を迎え、長年連れ添った奥さん余貴美子との葛藤と夫婦の愛の物語です。
定年を迎え残りの人生を二人で楽しく過ごそうと考える夫
しかし、夫の為に、家族の為に家を守ってきた妻はこの機に自分の残りの人生をやりたかったことに打ち込もうとする。
今更何をしたいのか理解できない夫
擦れ違いに戸惑う夫
夫は人生の分岐点に立って初めて自分中心に過ごしてきてしまっていたことに気が付きます。
自分の打ち込んできた仕事の陰に、家族の犠牲と助けがあったことに気が付きます。
自分の好きな人生を生きることは正しいことだと思います。
しかし、決して一人で個人の力で過ごしている訳ではありません。
妻や家族や同僚の助けがあって人は皆人生を過ごしているのです。
周りの人への感謝と気遣いを忘れてはいけないと思うのです。
自分の好きにする、わがままを通すときはなおさら周りの人たちに迷惑を掛けることになり、手助けも必要となるだろうと思うのです。
人の個人の力には限界があります。
私が今あるのも、周りの方々のおかげです。決して忘れることはありません。
妻や家族、そして部のみんなには感謝しています。
偶然にも今の私をたしなめてくれる映画にこのタイミングで出会いました。
監督:蔵方政俊
『RAILWAYS49歳で電車の運転手になった男の物語』では助監督をしています。
脚本:小林弘利
前作『RAILWAYS49歳で電車の運転手になった男の物語』でも脚本を担当しています。
出演:三浦友和、余貴美子、小池栄子、中尾明慶
三浦友和の言葉で表さず、憂いや戸惑いを表情で演技する、演技力は見るものがありました。
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