『脳男』
今日は夜の20;40からの映画に行ってきました。
観た映画はこの映画「脳男」
フラット出かけ、 「この時間に見られる映画なら何でもいいかな」と、何とも無計画な感じで浜松からの帰り道に寄って見ていた映画です。
監督:はやぶさ遥かなる帰還の滝本智行
出演:生田斗真、松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉奈
ん~
所謂、カトーさんの好きでないタイプの映画ですね。
バンバン人を殺しちゃう、出来不出来の前に途中気持ち悪くなります。
作品として客観的にみるとどうかな?
作品の流れはテンポが良く、飽きずに見入ります。
生田くんはまずまずいい感じ出してます。
松雪さんいつもの熱演で女優の仕事としてはいいですね。
しかし、
江口さんの刑事、掘り下げ描写が少なく、軽い感じですね。この映画に必要なくても作品になりそうです。
松雪さんの精神医は共感できる医写像になっていません。無理やり事件に絡ませていますが、犯人に人質にされるほどの存在感は、この人物には無いように想います。
何より、十代風に見える女性2人にこれだけのテロが出来るか大きな疑問が大きくあります。
見ている人を現実的な恐怖に陥れるにはしては矛盾が気になり、無理ですね。
あそこまで爆発を派手にしない方が、現実的で恐怖心も出るんじゃないのか。
作品終盤まで刑事で追いかけてきた若い刑事が簡単に殺されるのも、返って作品を軽くしてます。
感動を与える、涙を伝える作品なら、細かい矛盾や不出来を、伝えようとしている大きな流れで覆い隠すこともできますが、サスペンス系は不自然な事実関係や非現実的ストーリーは白けさせる。
ちょっと残念な出来の作品でした。
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