『草原の椅子』
今日は一日休日出勤で仕事してきました。
老人ホームの計画案が定まりません。一日変更プランの作成していました。
そして帰って来てすぐ家内と夜の映画鑑賞へと出かけてきました。
今週3本目の帰宅後の映画鑑賞です。
その作品は家内の希望でこの映画です。
最初からですが、我が家の好みの穏やかな心に浸みるいい作品でした。
監督は成島出、「クライマーズ・ハイ」2008年、「孤高のメス」2011年、「山本五十六」2011年、「八日目の蝉」2011年、「脳男」2013年などなどこのところ人気監督の一人です。
しかも、本当にいい作品を造ります。腕のいい監督です。
今回も、さすがの監督作業でした。
出演は佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子
この作品の原作は芥川作家宮本輝さんです。映画を見て原作を読んでみたくなりました。
この原作を、脚本陣( 加藤正人 、奥寺佐渡子 、真辺克彦 、多和田久美 、成島出 )が上手に仕上げています。いつも私は言うのですが、監督が脚本に参加しないといい作品はできないですね。
こういう作品をけなすことは、自らの人間性を落とすものと思います。
また、日本映画の良い部分が出ているのではないでしょうか。
緩いキャラが流行の最近ですが、映画も穏やかな作品が受ける時代になっています。
しかし、その系統の作品は仕上げるのに大変で、駄作になりやすい。そこを成島監督が上手に仕上げています。
人生を悩んで知る人は必見ではないでしょうか。
是非、見ていただいて何かを感じ、何かを受け取ってほしいと思います。
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