建築士カトーのヒトリゴト

防火・準防火地域のサッシが2倍の価格へ

『防火サッシが倍の価格へ』

 

 

これからの防火サッシは各社(各メーカー)ごと、製品ごと、大きさごと、種類ごと性能試験を受け個別認定を取りことになりました。

 

そのため、住宅1棟当たりのサッシの価格が2倍から2.5倍にあがるということになるそうです。

1棟当たりサッシの費用だけで100万円上がるというとんでもない話です。

 

今日、サッシ会社に問い合わせ確認しました。

積算担当の人とも確認をとりました。

その通り  とのことでした。

 

従来のサッシメーカーから出ていた住宅用防火用サッシ(準防火地域の延焼ライン内のサッシや防火地域内のサッシ)は、正式には防火サッシではありませんでした。

 

しかしその防火基準に対応する仕様のサッシが各メーカーからは出ておらず、普通にビートを変えるだけで使用していました。

 

2010年国土交通省が住宅用防火サッシの大臣認定不適合であることをしてきして今回のメーカー各社の対応になっています。

 

防火認定サッシになり、サッシ枠の厚みも厚くなり、製品コストも上がったのですが、個別認定取得に相当の開発コストが発生し価格へ添加していることが大きいそうです。

 

また、認定使用には断熱性を向上させるため高性能仕様として、防火ガラスの網入りガラスを用いたLOW-E複層ガラスを認定仕様に用いており、高くなっている面もあるようです。

 

価格のUPは当初は2倍では済まず、2.5倍程度まですなわち100万円以上UPすることが予測されているという。

 

住宅に鉄骨用防火認定サッシを使うしかないのかなぁ

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