『リンカーン』
自身三度目のアカデミー賞主演男優賞をこの作品で受賞したダニエル・デイ=ルイスの演技を楽しみに、また天才が「戦火の馬」以来のスティーブン・スピルバーグが直接、監督した作品ということで見逃せないとして、観に行ってきました。
眠くなったなどと書き込む不謹慎者もいるようですが、映画ファンはそのような人はいません。
全体が会話で成り立つ作品となっていますが素晴らしい映画です。
ただ、真剣に字幕を読み続けるのが大変な作品でした。 「あぁなんとか英語が聞き取れたらなぁ」とおもいながら
さすがにスピルバーグ !!
という評価の作品でした。
娯楽性が低いことが映画の評価を下げるものではありません。
ただ「つまらない」というあなた
友達にそう言うのは気をつけて、この映画をそう評価することは、あなたの資質が低いことを公言していることですよ。
監督:スティーヴィン・スピルバーグ
主演:ダニエル・デイ=ルイス
出演:サリー・フィールド(リンカーンの奥様)、国務長官にデビィッド・ルトラザーン、味方してくれる共和党議員にトミー・リー・ジョーンズ
1865年に大統領さに再選し、南北戦争は4年目と解説されています。日本では幕末の混乱中です。現在大河ドラマが展開されている時代です。大政奉還が1867年です。
同じころ、アメリカも日本も国内で自国を二分する争いが起きていたんですね。
この作品は、アメリカの1ページを理解する気持ちで観ないと入り込めないのかもしれない。
今日の劇場は、映画ファンで埋まっていました。非常にお行儀のいい方ばかりでした。
ファンなら観るべき作品です。
でない人はつまらないかも。
コメントする