建築士カトーのヒトリゴト

2013年度新法制度の補助金その1

『新法補助金制度紹介』

 

 

本日から続けて、2013年度に新法の制度として発表された各種補助金のお話をしていきます。

 

大きな流れとしては

◎住宅のストック化

◎地域材利用の促進

◎省エネ化・スマートハウスの促進

 

さらに加えれば

◎耐震化

◎高齢者対策

 

となるのだと思います。

 

国は木材自給率を2020年までに50%にまで引き上げる目標を掲げ、木材の利用を促進する方向を強く打ち出しています。

現に、昨今の公共建築物では木材に利用や、木造構造体の建物が急激に増えています。

理由は

1.森林吸収メカニズムによる地球温暖化対策と循環型社会の構築

2.地域経済の活性化

とされています。

私の家内の実家は富山県で専業農家と林業を行ってきました。私が結婚した30年前は祖父が山の木を少し切り出し結婚資金を作ってくれたといいます。敷地の隅にあったケヤキの木を「80万で売ってくれ」と言われていました。それが今では山の木を切り出せば売っても追い金が必要になり全く放置してしまっています。庭のケヤキの木も「邪魔なら手間賃と相殺で0円なら切ってあげる。」と言われる状態です。

実際に、地元の山の木が使われて来れば地元はもっと活性化するでしょう。

 

住宅の省エネルギー化の動きはこの数年で大きく変化しようとしています。

あまり一般人間では話題になっていませんが、今年4月から非住宅の改正省エネ法が施行されています。現在旧法と併用期間となっていてトラブルは聞き及んでいませんが、その経過措置も2014年3月31日で終わります。

建築士仲間の中では大きな話題になっています。というのも誰も対応できていないと言うのです。

住宅の改正省エネ法も現行は2013年9月30日廃止、10月1日から施行されます。

とんでもなく大変な専門知識が必要になります。

省エネ化の流れはとても大きな流れとなっています。

 

今後それらの状況から今年度新法として出されている補助金制度をご説明していきます。

知らないと損する補助金制度です。

 

 

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