『風立ちぬ』
予告が良く、予告に誘われて会社が終わってから行ってきました。
宮崎駿 原作・脚本・監督言えば必ず誰もが見たいと思うでしょう。
今回の作品はどうだったでしょうか?
ネットでの評価も良い・悪いいろいろで評価の分かれる作品となっています。
カトーさんと言えば、微妙です。
映画と言えば感性で感じるものと思うことが多いのですが、場合によっては難しく難解でも感じ入る作品もあります。
だからでしょう。良く言わない人もいれば、頭の悪い人と子供には理解できない傑作作品と言い切る人までいます。
ただ、後者は極端過ぎてご本人自身が頭がよく作品を理解できる大人と思っている映画というものをは本当は理解していない人のようにもおもいますが。
作品として、 「堀越二郎と堀辰雄に捧ぐ」と予告で書かれると、映画を観る前に構えてしまう。
私の年齢の者にとって、堀越二郎といえば零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の設計者としてはあまりに有名。
そして劇中「風立ちぬ、生きて! 」というセリフが何度か出てきます。
戦争の悲惨さを訴えていくのかなと年配者は思ってしまいます。
しかし違うんだなぁ
戦争の中の生と死に関してはノータッチ
飛行機好きが青年が単純に子供のころからの夢の飛行機造りに没頭する。戦争の人殺しの道具作りとしては描かれず、戦争の悲惨さは訴えるところ出てこない。
あれ、どこが 「堀越次郎に捧ぐ」 なんだろうって見てました。
結核持ちの命の短い彼女(のちに奥さん)との絡みが情を訴えるのですが、観る人を主題と違うところに持って行ってしまい、何を言いたいのかかえって分かりにくくしている。
ここで生が出てきます。
そして声優さん
宮崎駿さんは良く変わった人を声優として使うことで知られていますが、今回は批判多く出るでしょうね。
カトーさんは意外と味があっていいかなとも肯定的に見てましたが、下手と言えばド下手くそ。
「ハウルの動く城」の倍賞美智子さんはとっても違和感ありました。年齢考えると。
まだ観ていない人は焦って劇場へは行かない方がいいです。
もっと評価がはっきりした後、自己判断で観るか観ないか決めてからでもいいですよ。
ちなみに周りでは寝ている人も・・・
しかし、荒井由美の ひこうき雲 はいい曲だね
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