『建築士事務所協会西部支部視察会』
24日の土曜日は「静岡県建築士事務所協会西部支部」の平成27年度の視察旅行でした。
旅行と言っても、建築物の視察が毎回の目的となっています。
そこで今年は世界遺産に登録されたばかりの「韮山反射炉」と今年完成した内藤設計さんの
集成材木材を多用した「草薙体育館」の二ヶ所の視察となりました。
ます最初に訪れた「韮山反射炉」です。
韮山反射炉はご存じ通り、幕末列国の驚異の中、日本式の武器(特に大砲)を造ることが急務でした。
そこで、オランダ人の設計により韮山に建てられました。
当初は下田に建てる予定でしたが、基礎までできたところで、ベリー率いる黒船たちの停泊港となり、
市内7kmを次週に闊歩できる許可を出したところ、反射炉敷地に入り込み、急きょ韮山に建設地を変更したそうです。
大砲は江戸湾の台場に置くために造られました。今は人気地お台場の周辺です。
そしてこれが作られたレプリカです。だだし本物と同じらしいです。
午後は草薙体育館へ移動、木造柱の姿を見てきました。
構造的には下部はRC中間となる柱は木造、屋根部分は鉄骨となっています。
木造では構造的に難しかったので、柱・屋根部分のみを免震構造としています。
柱1本はこんなに大きなものです。
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