『母と暮らせば』
しばらく自宅のパソコンのブログ入力システムが治り、また映画の話を自宅からお届けしていきます。
再開後最初の紹介映画はこの映画。
山田洋次監督が生涯最後の作品という「母と暮らせば」
原爆で亡くなった息子が亡霊となって舞い戻り母と織りなす人間ドラマです。
出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華、
全編、吉永小百合さんと二宮君が延々と語りつくす、という非常に一部の人をだけ中心にドラマが進められています。
その膨大のセリフを見事にこなし演技されている吉永小百合さんは凄いと感心しました。
山田洋次監督は終戦70年に戦争の悲惨さ、反戦を訴えたかったのでしょう。
劇中、「天変地異は運命ではあるけれど、原爆は人の起こした行為なのだから避けることはできたこうと、だから運命ではない」のような話を母の吉永さんが話します。
きっと、ここに山田洋次監督のすべての思いが詰められているのではないでしょうか。
加藤さん的評価の高い作品です。アカデミー賞作品賞、主演女優賞最有力の1本です。
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