『杉原千畝』
本日の紹介はこの作品
あの有名な領事館員杉原千畝さんの半生を描いた作品です。
こちらは昨日の「母と暮らせば」以上に明確な反戦を訴えている作品ではないかと私は思います。
監督:チェリン・グラック
出演:唐沢寿明、小雪、外人さん沢山
監督さんは良く知らない人でした。公式サイトで調べてみました。
1958年3月3日、
アメリカ人の父と日系アメリカ人の母の長男として和歌山県に生まれる。
1980年に寺山修司監督の『上海異人娼館/チャイナ・ドール』で映画キャリアをスタート。その後、『ブラック・レイン』(1989)、『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)、『コンタクト』(1997)、『タイタンズを忘れない』(2001)、『トランスフォーマー』(2007) などのハリウッド大作にて助監督を担当。2009年、『サイドウェイズ』で映画監督デビューを果たす。
あの「サイドウェイズ」の監督さんだったんですね。
この映画は戦争は避けられた。どうして戦争にと突入してしまったのか。考えさせられます。
人の命が一番大切である、人として当たり前の事柄が当たり前でない時代の話です。
そんな時代に国からどれだけの罰を受けるかもしれないが、それでも人の命を救うためヴィザを発給する。
杉原千畝の業績をたたええる。それが作品の出発点でしたが、大変な反戦のいい映画に仕上がっています。
必見です。
特に唐沢寿明さんは見事に演じています。こちらもアカデミー賞主演男優賞ノミネートは間違いないでしょう。 今年はこの人と佐藤浩市の戦いかな。
映画館は年配者ばかりでしたことが残念です。
多くの若い人たちに観て戦争の起きてしまった事実の一部を知ってもらいたいと思います
コメントする